Dota2を1000時間以上プレイした私がLOLを遊んでみた。Dota2とLOLの違い。

2017/05/07

(更新日:2017/09/21

Dota2を1000時間以上プレイした私がLOLを遊んでみた。Dota2とLOLの違い。

初めてMOBAやるときにDota2とLOLどっちやろうか迷ったんですが、当時LOLのクライアントとかゲームグラフィックが古臭くて、Dota2やり始めました。
(当時そう思っただけで本当にグラフィックが劣っていたかはわかりませんが!)

なんだかんだでDota2をプレイして1700時間以上。
ただ最近新しい風に触れたくてLOLをまたプレイしてみました。そして現在ハマり中!

そんな私がDota2とLOLの違いを主観的に書いてみようと思います。

Dota2は何でもあり、LOLはシステマチック

Dota2とLOLで一番違いを感じたのは、アイテムの影響力ですね。

Dota2のアイテムって割りと何でもアリで、例えばLOLでアサシンタイプのキャラクターがインビジスキル(透明)を持っているとすると。
LOLではそれがそのキャラクターの大きな特性になるけれど、Dota2はシャドウブレードというアイテムで誰でも透明になれてします。

それ以外にもブリンク(瞬間移動)やイリュージョン(分身)、ダメージを100%反射したり敵をスタンさせたり、そして数秒ですが敵のスキルの対象にならなくなるアイテム(BKB)もあります。
Dota2はすごくアイテム効果が何でもあり感があります。

比べてLOLのアイテムは地味です。
スキルダメージが痛ければ基本的にステータスの魔法防御を上げるしかないし、このアイテム買えば一気にゲームを動かせる!というものがあまり無いです。
Dota2だとBKB(効果時間内スキルの対象にならない)買えば集団戦でかなり強くなるし、ブリンクダガー(瞬間移動)はクールダウン12秒という気軽に使えるので奇襲に集団戦にかなり役立ちます。

そしてDota2が何でもありと感じるのは上に書いた、『ブリンク(瞬間移動)やシャドウブレード(透明)』アイテムです。
これがあるため、敵への奇襲が容易に出来てしまう。
100%対策するのが難しいため、Dota2を初めた頃はなんて理不尽なアイテムだと思っていました。

LOLもフラッシュという誰でも持てるブリンクスキルがありますが、これはプレイヤースキルで300秒のクールダウンがあります。
ここぞという場面でしか使えないので、基本的にワード(視界確保アイテム)をきちんと置いておけば、Gank(奇襲)は十分防げます。

LOLは飛び抜けたアイテムが無いので、堅実にレーンで優勢を取りアイテムを積み上げていくゲームです。

LOLはゴールド取得のアイテムが豊富なのも良い。サポートだってお金をある程度稼げます!
Dota2はサポートやる人居なくて、野良だと全員Carryを選んでしまうこともあります。

Dota2はチーム戦、LOLは個人戦

Dota2はタウンポータルというアイテムが安い値段で買えるので、レーン間の移動が容易です。
どこかで戦いが起きたらすぐに駆けつけて参戦する。そうやって序盤から複数人の戦いが起きやすいです。

なので対面負けしているプレイヤーがいたとしても、まだゲームとしてなんとかなる余地は全然あります。

LOLはTOPレーンやMIDレーンは敵と1対1が基本なので、ダメージ交換しつつCS(ラストヒット)重ねて、クリープ処理して拠点に戻ってアイテムを更新していく。
ジャングラーや他レーンからのGank(奇襲)もありますが、すぐにレーン移動が出来るわけでもないですし、全員ワードを無料で持てるので自己管理が重要です。

もちろんLOLもレーン戦の後に集団戦もありますが、Dota2にしてもLOLにしても序盤の各レーンでの優劣がゲームに大きく関わってくるので、手軽にレーンを移動できるDota2と比べると個人の割合が大きいです。

プロの試合はDota2の方が見ていて面白い

eスポーツとして見るとどうなのかとうい話ですが、ざっくりな感想だと、Dota2は「スゲー!」、LOLは「うまいなー」という感じです。

Dota2はプロ試合だと全員ブリンク(瞬間移動)買いますが、反応速度がすごいプロ選手みてるとそれだけで楽しいです。
アイテムで自由度が高い分プレイヤースキルが高いほど高度なゲームになるんですね。

私がDota2始めた頃はDendiというスーパースターがいたのですが、見ていて熱くなる試合が多くて好きでした。
ゲームするよりもプロの試合見てる方が面白いぐらいでしたね。

LOL始めてからプロの試合見出しましたが、まだそういう感じを受ける事がすくないですね。

なんかバスケ(LOL)とサッカー(Doat2)に似てるかな。

私はバスケを学生の頃からずっとやってましたがNBAの試合とかでも見てる側が思いもよらないスーパープレーってあんまりないんですよね。
そもそもバスケの試合って百何十点とか点が入るので1点あたりの価値が低く、それを積み上げていく競技です。

それに比べてサッカーは1点の価値が大きく、だからこそ1つのプレーで試合が大きく動く。
想像力豊かな選手のプレーは観客の創造の上をいくし感情を動かされます。だから見ていて楽しい!

あくまで個人の主観ですがね。LOLもバスケもプレイしている方が断然面白いです。

初めてMOBAプレイするならどっちがおすすめ?

友達とやるならLOL。
一人でやるならDota2。

ゲーム制は多少違うにしても、どちらも面白いです!

ただ両方大きな欠点があって、
Dota2は日本人の人口が少ないこと。逆にこれ以外とくにないです。
LOLと違って全キャラ無料で遊べますし。

Dota2は全キャラ無料で使えるけど、LOLはゲーム内コインか課金しないと使えるキャラクターに制限があるんですね。

そしてLOLの欠点は暴言が多いこと。

LOLの最大の欠点は日本サーバーがあるがゆえに暴言がひどい

Dota2の場合はそもそもアカウントごとにサーバー決まってないので基本プレイ毎にどのサーバーでマッチさせるか選べます。

LOLはアカウントにサーバーが紐付いているので、初めてやる人なら普通に進めたら日本サーバーでしょう。

LOLに限らず日本製MOBAとかも結構やりましたが、本当に日本人はMOBAゲームやると暴言が多い。

LOLは50戦ぐらいでDota2 1000試合に匹敵するぐらいの暴言が見られて、ホントにめんどくさいなーと感じます。
3〜5試合に一回くらい何かしらの暴言飛んでます。

LOLは面白いですが、新規アカウントでプレイヤーレベル10ぐらいからもう暴言が酷いです。
チームでやるならその確率は低くなりますが、ソロでやる場合はDota2の方が個人的には気が楽ですね。

MOBA系のゲームって暴言とかが多いですが、
日本人は英語サーバーだと英語しゃべれないからおとなしいくせに、日本語通じると分かると暴言吐くやからが多いです。

例えば自分から見て下手なプレイヤーがいたとしても、結局そういう人とマッチで当たる時点で自身のレートもそんなもんだし、
そもそも5vs5の時点で個人の影響力が高いので自分が上手くできればチームとしては挽回できます。

まあそういう人をみかけたら必ずゲーム終了画面で通報するのと、
全ミュートしてゲームすると言う手もありです。(チャット欄「/mute all」)

暴言を吐いても、暴言吐かれて萎縮してしまっても、どちらにしろ負ける確率が上がります。

それでもLOLをやる場合は文句言われにくいロールをやろう

初心者帯や低いレートだと、botレーンみたいに複数人のレーンが一番暴言多いですね。
たぶんプレイしていて目につくからだと思います。

次にjungleとmid。
jungleはなんでGankに来ないことに関して、midは重要なレーンなのでレーン負けてると言われます。

そうなると暴言すくない初心者向けにおすすめなレーンは以下のとおり。(個人的な感想)
TOP > jungle = Mid > sup = ADC

TOPはフィードしないことだけ考えていれば良い。
jungleは覚えること多いからプレイ前に学習が必須。
midは対面に負けないために、プレイヤースキルは必要。

そんな感じです。

最後に

というわけでDota2とLOLを比べてみましたが。
両方とも似たようなゲームなんですが、ゲームしていて得られる体験って微妙に違います。

なので両方面白いです、私はDota2ばっかりやっていたからか今はLOLの方が面白いと感じます。
とはいえ結局LOLだと暴言が多いくて、Dota2に戻って来ましたが。

MOBA全般の話ですが、個人的にMOBAってある程度ルールが決まっているゲームなのでチャット自体不要だと思っています。
なんというかチャットがあることのメリットよりデメリットの方が上回っている感じです。

Dota2とかいつからかゲーム設定でデフォでall mute出来るようになっていたりするので、
ゲームとしてはDota2の方が先に進んでいるなという感じがします。

LOLはゲーム中ミュートにしているユーザーもロビーでまたブロックしないといけないし、ゲーム履歴からレポート出来ないしそのあたりのシステムに不満が感じます。